ジビエについて。

記事を書いた人
ryusei

つきぎ集落で、はじめて「ジビエ」という言葉を聞いたとき、エビの一種か何かだと勘違いしていたりゅーせーです。

みなさん「ジビエ」という言葉を知っていますか?今回はジビエについてご紹介させていただければと思います。

ジビエとは

ジビエとは、狩猟で得た野生の肉のことで、日本ではイノシシやシカ、
ウサギ、キジ、カモ、クマなどの野生の肉を指すそうです。

ちなみに、ここ熊本県には野生のクマはいないみたいです。県名に「熊」が入っているので、てっきり山奥に行けば、
クマがいるのかと思っていましたが生息していないみたいです。(熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」はジビエになるのかな……?)

ジビエの語源

ジビエの語源は、野生鳥獣の肉を意味するフランス語の由来なんだとか。
ヨーロッパでは、貴族の伝統料理として楽しまれ、現在ではスーパーでもウサギ肉やシカ肉などが販売されており、多くの市民に愛されています。

中世ヨーロッパを描いた海外ドラマや映画などで登場する王子が狩りをしているシーンがありますが、あの動物たちを捌いた天然のお肉がジビエになります。

日本とジビエの歴史

ジビエは、ヨーロッパだけの食文化ではありません。日本でも山間地域に代々暮らしてきた住民はシカやイノシシなどジビエは身近で食べられていました。

例えば、肉食が禁じられていた江戸時代であっても、長野県・諏訪大社から「鹿食免(かじきめん)」と呼ばれる神符を授かった者は狩猟肉を食べることが許されていました。

本格的にジビエが広まったのは、1990年代ごろ。ヨーロッパの様々な国からジビエが輸入されるようになり、日本の都市部でもジビエが食べられるように変化していきました。

近年では、助成金、補助金を活用した取り組みとして、農作物被害を抑えようと鳥獣を駆除をしたジビエを商品化する動きが各自治体で活発になってきました。

本当に鳥獣を駆除する必要性があるのかも踏まえて、つきぎ集落を事例に説明していきます。

鳥獣被害について

一体、なぜ鳥獣を駆除する必要があるのか

近年、日本の山間地域では野生鳥獣による農作物被害や農林業、自然環境への悪影響などが深刻化しています。
全国の農作物の鳥獣被害額はおよそ170億円程度で、シカによる被害が8割を占めています。

ここ、つきぎ集落も例外ではなく、農作物の被害や自然環境への悪影響を受けています。

つきぎ集落で起きている問題点

①鳥獣による農作物の被害

山間地域特有の入り組んでいる地形のため、農作物の作付面積にも限りがあります。
山間部は、都心部に比べて圧倒的に鳥獣などの被害に遭う確率も高いですが、限られた土地の中で育った農作物が被害に合うと、自分たちが食べるお米や、所得が減少してしまうこともあります。

一般企業勤務なら、給料は固定・保証されていますが、個人農家さんにとってこれは死活問題です。

②自然への悪影響 シカが土砂崩れを起こす

シカは繁殖力が高い動物で、山奥には多数の鹿が生存しています。せっかく人の手で植林した木の樹皮を鹿が食べてしまい枯れさせたり、草を食べ、土や岩がむき出しになったりすることで、地盤が弱くなってしまいます。そして大雨などが襲うと、土砂崩れに繋がるそうです。つきぎ集落でも、令和2年、九州豪雨の際に土砂崩れが様々な場所で発生しましたが、鹿や猪の原因でもあったりするそうです。

まとめ

鹿や猪が原因で災害が起こるという衝撃的なお話は、少し信じがたかったです。シカも頭数が増えることで、食糧難になり、食べないと死んでしまうから、農作物を狙いにくるのは自然の摂理なのかなと思いました。人でもお金がなく、空腹状態が続けば、コンビニ強盗や万引きするかもしれない。そんなお話をニュースでも聞いたりします。だからこそ生きものとどう共存していくのか、人主導で考えていくことが大切なんだと思います。