「洞窟探検」や「地底世界」という言葉を聞くと、ワクワクしませんか?まだ見ぬ未知の世界に足を踏み入れ進んでいくことは、私はとてもワクワクします!
今回は九州最大、そして日本で3番目の長さを誇る鍾乳洞「球泉洞」に行って、日本が誇る鍾乳洞を実際に体験してきました!近隣の飲食店や商業施設にも触れながら、鍾乳洞探検の様子や球泉洞の魅力をレビュー形式でご紹介していきます。
休業から再開!球泉洞ってどんな場所?
2022年4月、甚大な被害を及ぼした九州豪雨により休業していた球泉洞がリニューアルオープンしました!
豪雨によって施設付近に大量の瓦礫や土砂が流れ込み、一時は復旧は困難かと思われましたが、見事生まれ変わって復活した球泉洞。まずはそんな球泉洞がどんな場所なのか、ご紹介していきます。
球泉洞の基本情報
施設名称 | 球泉洞(きゅうせんどう) |
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所在地 | 〒869-6405 熊本県球磨郡球磨村大字大瀬1121番地 |
電話番号 | 0966-32-0080 |
FAX | 0966-32-0100 |
メールアドレス | info@kyusendo.jp |
URL | https://kyusendo.jp/ |
営業時間 | 9:00~17:00 ※受け付けは16:45まで |
定休日 | 毎週水曜日 |
駐車場 | 大型20台、小型150台(無料) |
施設概要 | 鍾乳洞体験、飲食店、土産店、アウトドアショップ等 |
球泉洞の鍾乳洞について
球泉洞の一大コンテンツは、施設の名前にもなっている鍾乳洞、「球泉洞」です。
昭和48年に愛媛大学学術探検部によって発見された球泉洞は、全長約5,000m、全国で3番目に長い鍾乳洞になります。これほどまでの鍾乳洞が形成されるまでにはなんと3億年もの年月がかかったと言われており、今もなお浸食を続けているそうです。
長い期間を経て形成された鍾乳洞には、様々な形、様々な種類の鍾乳石が豊富にあり、見ごたえはバツグン。日本を代表する鍾乳洞には、ぜひ一度足を運んでみてほしいです!
隣接する施設について
球泉洞には、鍾乳洞の他にも飲食店やお土産ショップ、宿泊施設が隣接しています。
詳しくは下記の体験レビューでご紹介しますが、鍾乳洞だけでなく、観光施設「球泉洞」をしっかりと満喫できる場所となっています。鍾乳洞目的で来た人も、こちらを訪れてみることをおすすめします。
球泉洞のアクセス方法
球泉洞までのアクセス方法についても解説しておきます。なお県外からお越しの方は、球泉洞公式サイトに詳しいアクセス方法がまとめられているので、そちらをご確認ください。
※以下、球泉洞公式サイトを参照
■ JRでのアクセス
八代駅から ・・・ 約45分
人吉駅から ・・・ 約25分
■ 自動車でのアクセス
人吉ICから・・・ 約30分(国道219号経由 八代方面へ)
八代ICから・・・ 約50分(国道3号線から国道219号線経由 人吉・宮崎方面へ)
芦北ICから・・・ 約20分(県道27号線を人吉・宮崎方面へ)
■ その他交通機関でお越しの方
球磨村コミュニティバスが利用可能です。(料金定額100円)
※時刻表等、詳細はこちらから
【レビュー】球泉洞の鍾乳洞を体験してきました!
それではここから、私が実際に球泉洞を訪れ、感じたことをレビュー形式でご紹介していきます。写真も交えながら解説していきますので、ぜひ訪れる前の参考にしてみてください。それでは、どうぞ!
いざ、「球泉洞」へ!
球泉洞に到着しました。駐車場のすぐ近くに鍾乳洞の入口があります。また、写真には写っていませんが、施設の左側には飲食店やお土産ショップなどの商業施設があります。
まずは鍾乳洞体験へ行ってきます!
入洞券を購入し、探検の準備を整える
鍾乳洞を見学する方は、事前に入洞券を購入する必要があります。入口のすぐ横に発売所があるのでチケットを購入します。チケットは「一般コース」と「探検コース」の2種類があり、今回は「一般コース」を選択しました。
入口には鍾乳洞に関する説明が用意されています。勢いよくすぐに入洞するのもいいですが、事前に知識を付けてから探検をスタートすると球泉洞をより深いところまで楽しめるようになると思います。
サクッと目を通してから入洞するのがおすすめです。
神秘的なトンネルを通って鍾乳洞へ。ワクワクが止まらない
トンネルを通って鍾乳洞へと進みます。トンネルの中は薄暗くて、だけど青と黄色のライトが神秘さを演出していて。声が響くのが楽しくてだんだんと話す声が大きくなってしまう私。この時点でドキドキとワクワクは絶頂を迎えます。
鍾乳洞到着!洞窟探検のスタートです
トンネルを抜けた先に広がる、地底世界の景色。普段の生活では決して見ることがないような独特な雰囲気に興奮が抑えられません。
下を見下ろすと、きれいな水たまりがありました。これほどまで透き通っていると飲んでも問題なさそうに感じてしまいますが、実際のところはどうなんでしょうか?
解説の看板を見ながら、鍾乳洞への理解を深めていく
特徴的な場所や鍾乳石の近くには看板が用意されており、その形状が形作られた背景などが解説されています。ただ変わった形の鍾乳石を眺めるのも楽しいですが、その背景を理解することでより深い部分まで鍾乳洞を楽しむことができると思います。
私が一番好きだった鍾乳石は「ホマーテ型石筍(せきじゅん)」。鍾乳石は縦に細長く伸びた形状が多いですが、丸みを帯びて発達した見た目にはどこか生き物のような印象があり、愛着が沸きました。
他にもワクワクポイントがたくさん!最後まで楽しませてもらいました
今回は全ての鍾乳石はご紹介しませんが、最後までワクワクし続けたまま探検を終えることができました。一般コースは約1000mの距離があり、長い洞窟を進んでいくのはとても楽しかったです。
途中にはもう1つのコース「探検コース」の入口がありました。探検コースを選択した方は、こちらの入口からさらなる冒険の旅に出るのでしょう。うらやましい。
次は探検コースを選びたいなと思いました!
隣接する商業施設もサクッとご紹介!
鍾乳洞体験を終えたら、隣接する商業施設でお買い物&ゆっくりすることができます。私は今回利用しませんでしたが、簡単にご紹介します!
「花工房(はなこうぼう)」では様々な種類のソフトクリームを食べることができます。
美味しい食パンが食べられる「ひなた」。球泉洞の焼き印が入った食パンが気になります。
2023年にオープンしたモンベルショップ。洞窟の近隣施設にモンベルがあると、よりワクワクしますね!
テラスからは球磨村の景色を眺めることができます。奥にはカップルにおすすめの「幸せの鐘」があるとか。。。?
球泉洞に行く前の事前準備
最後に、実際に球泉洞に行くことを検討されている方に向けて、訪れる前の事前準備について少し解説させていただきます。
せっかく行くなら、施設を最大限に満喫したいですよね!初めていく方は特に下記の内容を参考にしてみてください。
鍾乳洞の中は寒い?服装はどうする?
一番心配している人が多いであろう、鍾乳洞内部の「気温」問題。洞窟の中は気温が低くて寒いイメージがあるかと思いますが、やはり球泉洞も同じく気温が低いです。
実際に鍾乳洞の中を進んでいる最中はそこまで寒さを感じないのですが、特に鍾乳洞に入る前の入口のトンネルは、冷たい空気の通り道だからなのかとても寒いです。私は夏に訪れたのに寒さを感じたので、季節に限らず羽織って防寒ができるような上着を一枚持参することをおすすめします。
服装に関するその他の注意点としては、やはり徒歩による長距離の移動が発生するため、動きやすい服装を選んでおくのがいいでしょう。
球泉洞は1日楽しめる?食事や子供の遊び場など
http://mainstream-raft.com/
家族で行くことを考えている方は、子どもがどれだけ楽しめるかは気になるところ。せっかく足を運んだのに子どもがすぐに飽きてしまってはもったいないですよね。
鍾乳洞に関しては、普段目にすることができない光景と洞窟体験的なアクティビティにはワクワクするお子さんは多いでしょう。私が訪れたときは、小さなお子さんと一緒に来ている家族連れのお客さんが何組かいらっしゃいました。
また、予約が必要になりますが近くではラフティング体験もできるので、このエリア一帯で1日かけて楽しむことも可能です。大自然に囲まれたエリアなので、周辺施設も組み合わせながらスケジュールを組めば、とっても楽しい1日を過ごすことができますよ!
日本が誇る鍾乳洞「球泉洞」に行ってみよう!
今回は熊本県球磨郡球磨村にある、日本が誇る大規模鍾乳洞「球泉洞」の体験レビューをご紹介しました。
最近はキャンプや登山の人気が高まってきていますが、鍾乳洞ツアーや洞窟探検ではそれらでは味わえない独特な面白さを体験することができます。また、設備やサポートはしっかりと整えられているので、アウトドア初心者の方でも問題なく楽しむことができます。
球泉洞に興味をお持ちいただけた方、素敵な場所ですのでぜひ一度足を運んでみてください!