熊本県は『ONE PIECE』の作者である尾田栄一郎さんや『夏目友人帳』の緑川ゆきさんなど、多くの有名な作家の出身地であり、そのこともあって県内には漫画に関する施設がいくつかあります。
今回はその施設の中の1つ、「湯前まんが美術館」に行ってきました!入館料金やアクセスなどについて触れながら、湯前まんが美術館の魅力について、レビュー形式でご紹介していきます。
湯前まんが美術館ってどんな場所?
湯前まんが美術館は名前にもある通り、熊本県球磨郡湯前町にある「漫画」をテーマとした美術館です。
昭和を代表する風刺漫画家、那須良輔さんの作品の展示を目的として開館した湯前まんが美術館。現在では那須良輔さん以外にも有名な漫画家のサインや展示品が多数あり、また3000冊以上の漫画が読み放題の「まんが図書館」と軽食や飲み物が楽しめる「ユノカフェ」も隣接しているため、美術館以外の機能も充実しています。
漫画好きの方なら楽しめること間違いなしの、素敵な美術館です!
湯前まんが美術館の料金やアクセスについて
湯前まんが美術館の料金は、大人300円、中学生以下100円(※)。さらに町内にお住まいの方は、なんと子どもも大人も入館料0円!とっても良心的な価格ですね。
アクセスについては、人吉ICからは車で約40分、熊本市からは車で約2時間となっています。熊本市内からだと少し距離があります。
※20名以上の団体の場合:大人1人につき210円、中学生以下1人につき70円
以下、湯前まんが美術館の詳細になります。
施設名称 | 湯前まんが美術館 |
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所在地 | 〒868-0621 熊本県球磨郡湯前町1834番地1 |
電話番号 | 0966-43-2050 |
FAX | 0966-43-3373 |
メールアドレス | yunomae-manga@yunomae.kumamoto.jp |
URL | https://yunomae-manga.com/ |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 年末年始 (原則として12月28日~1月3日まで) |
駐車場 | 50台(無料) |
施設概要 | 美術館 (近隣施設に図書館、カフェあり) |
【レビュー】湯前まんが美術館に行ってきました!
それではここから、実際に湯前まんが美術館に行って体験したこと、感じたことをレビュー形式で紹介していきます!
いざ、まんが美術館へ!
まんが美術館に到着しました。
引きの写真を撮影し忘れてしまいましたが、建物は「市房山に集う川魚の群れ」をテーマに作られているそうで、魚のような見た目をしていて印象的です。
似た見た目の入口がもう1つありますが、もう一方は併設の町営図書館の入口になります。中は美術館に繋がってはいますが、正式な入口は写真の方なので注意してください。
大人は300円、子どもは100円!
中に入ると、まず券売機があります。ここで入館チケットを購入しましょう。
上記でも紹介しましたが、入館料はお財布にやさしい大人300円、子ども100円。しかも町民は入館料無料との記載も。
とってもありがたいですね。
風刺漫画家「那須良輔」の展示品が多数
湯前まんが美術館は那須良輔さんの偉業を展示する目的で設立されたという経緯があるため、那須良輔さんの展示品がたくさん置かれています。
施設内には那須良輔さんの遺品に加えて、貴重な原画が多数展示されていました。展示品に関する解説が所々にあるため那須良輔さんのことを知らなくても楽しめましたが、知っているともっと楽しむことができると思うので、事前に那須良輔さんの知識を少しでもつけてから行くのはおすすめです!
有名な漫画家の直筆サインと絵がたくさん飾られています!
また、施設には那須良輔さん以外にもたくさんの有名な漫画家のサインや絵が展示されています。もちろん、展示品は直筆のものばかり。
熊本県が多くの有名な漫画家のゆかりの地であるからこそ、こんなにも貴重なものばかりの展示ができるのだと思います。漫画好きの方は興奮すること間違いなしです!
漫画以外の本が読める図書館が併設
まんが美術館には町営の「中央公民館」と「図書室」が別途併設されています。
この図書室はあくまで他の地域にもある図書館と同じ機能で、漫画以外の本が多く置かれています。
静かで落ち着いた場所なので、まんが美術館を目当てに訪れた方というより町民の方におすすめな場所です。
別館には漫画好きはたまらない夢の場所が!
そしてそして!
湯前まんが美術館の近くに別の建物がいくつかあるのですが、そのうちのひとつ「湯前まんが図書館」が、漫画好きに超おすすめな夢のような場所でした!
美術館と名前が似ていますが、こちらの施設はなんと、入館料無料、時間無制限で漫画を好きなだけ読むことができる場所なんです。都会では考えられない施設ですよね。。。
漫画は3000冊以上が置かれているそうで、大人気の有名な漫画もたくさんありました。正直、何時間でも居られます。この地域で暮らしている人たちが本当にうらやましい!
「ユノカフェ」でまったり過ごすことも
最後にご紹介するのは、こちらも別館の「ユノカフェ」です。今回は店内を利用してはいないので、さらっとご紹介させていただきます。
湯前まんが美術館に隣接する「ユノカフェ」は、飲み物やちょっとした食事を楽しむことができる小さなカフェ。平日はパスタなどの昼食も食べることができるみたいです。
このカフェの最大の魅力は、なんといっても湯前まんが図書館にある漫画を持ち込んで読むことができること。おいしいドリンクを飲みながら好きな漫画を好きなだけ読むことができるなんて、すごすぎる!
図書館で長居する予定なら、ぜひユノカフェも利用してみてください。
漫画好きの方、ぜひ訪れてみてください!
今回は湯前まんが美術館に実際に足を運び、そこでの体験をレビュー形式でご紹介していきました。
漫画との関係が強い熊本県ですが、湯前町にこんなにも素敵なまんが美術館があるなんて。。。まんが図書館なんて、本当に夢のような場所でした。
漫画好きの方もそうでない方も、ぜひ一度「湯前まんが美術館」に足を運んでみてください!