先日掲載した、みつまた職人こと椎葉袈史さんと、新たなみつまた商品をリリースすることになりました。今回は本気で取組もうとしていた椎葉袈史さんとタッグを組んだ、みつまた事業の取り組み内容をご紹介していきます!
みつまたの可能性
既に、和紙の材料として福井県など販路開拓に向けて動き出していた椎葉さん。
和紙の製造工程中に、ふとあるものが私の目に入ってきました。それは、繊維をはぎ取ったあとの白いみつまたの枝でした。沢山の枝を見ていたのですが、時間が経過すると湿気を吸収してしまい、すぐにカビも生え黒ずんでいくので、気にもしていませんでした。
「もしも白い枝のまま、消費者に届けることができたら、枝もまた地域資源になるのではないか」と可能性を感じ、みつまたの枝をインテリアとして商品開発することになりました。
TSUKIGIみつまたの商品開発について
最初は消費者に届けるためには、どうするべきかを考えて商品開発をしてきました。
みつまたの枝は吸収性に優れているため、湿気が高い山間地域では、繊維を剥いでから数時間で品質が劣化しまっていました。そのため、ドライフラワーとして加工することで、白い枝として販売することができるのではないかと思い、商品化に向け思考錯誤を繰り返しました。
TSUKIGIみつまたとは
現在では「TSUKIGIみつまた」というブランドとして立上げ、販売がスタートしました。TSUKIGIみつまた公式サイトは下記からご確認いただけます。
ここに記載していない出来事や想い、品質のこだわり等の詳細を記載しているので、ぜひご覧ください!
また、TSUKIGIみつまたの公式インスタグラムでは、商品に関する最新情報やTSUKIGIみつまたを使ったお部屋づくりをご紹介しています。こちらもぜひ、フォローしてくださいね。
TSUKIGIみつまたのこれまでとこれから
TSUKIGIみつまたは、「華道家 假屋崎省吾の世界展」や「侍う-SABURAU- プロジェクト」とのコラボレーションも実現しました。
今後は新たな活用方法や販路先を開拓するために、様々な取組みをしていければと思っています。
まずはTSUKIGIみつまたをリードディフューザーなどの活用方法とし、コラボ商品を出していこうと計画しています!
まとめ
TSUKIGIみつまたが出来上がるまでに、たくさんの時間とこだわりが詰め込まれます。受け取る人が商品のストーリーを知って愛着が湧いたり、もっと特別なものになったり。それを想像して、職人はすべての工程を丁寧に作り上げています。
純国産の「TSUKIGIみつまた」を通して、地域の暮らしや人の温かさ、作り手の想いを覗いていただけたら嬉しいです。