温泉、ラフティング、焼酎。熊本県人吉市には、素敵な観光地や特産品がたくさんあります。

本記事は、人吉観光においてメインで取り上げられることは少ないけど、人吉を語る上では外すことができない地域を代表する観光スポット「永国寺」をご紹介します!

地元の人から「幽霊寺」という別名でも呼ばれる永国寺には、どんな特徴があるのでしょうか?今回は実際に永国寺を訪れてその様子や実態を確かめてきましたので、その様子もお届けします。

目次

  1. 幽霊の掛け軸がある?!人吉の永国寺について
  2. 幽霊寺の実態を探る!永国寺に行ってきました
  3. 怖いもの好きな皆さんはぜひ行ってみてください

幽霊の掛け軸がある?!人吉の永国寺について

熊本県人吉市にある永国寺は、釈迦如来を本尊とする、正式名称を「曹洞宗蓬来山永国寺」とするお寺です。鎌倉時代から人吉球磨エリアを統治していた相良氏の9代目当主、そして実底超真和尚によって建立されたとされています。

永国寺は、明治10年の西南戦争の際に約1か月の間、西郷隆盛軍の本営となった寺としても有名です。ただし、戦いの中で寺は全焼してしまったため、永国寺は明治24年に再建されています。

しかし、西南戦争で建物は全焼してしまったにもかかわらず、わずかながら焼け残った寺の備品がいくつか存在します。その1つが「幽霊の掛け軸」と呼ばれるものです。

寺宝を含め大半のものが焼失してしまった一方で、幽霊の掛け軸は大きな損傷なく残っていたということで、現在永国寺は「幽霊寺」という別名でも呼ばれています。

幽霊の掛け軸について詳しく解説します

建物の全焼をもろともせず焼け残った幽霊の掛け軸ですが、いったいどんな掛け軸なのでしょうか?

この幽霊の掛け軸は、この寺を建立した実底超真和尚によって描かれたと言われています。建立当時、ある著名な武士の妾(めかけ、正妻ではない妻)が、本妻の激しい嫉妬を受け、球磨川に身を投げて自殺してしまいました。

その後妾の怨念が幽霊となって本妻を苦しめていたため、実底超真和尚は幽霊に因果の道理を説き、そして掛け軸に幽霊の醜い姿を描いて見せたところ、幽霊は自身の醜さに驚き、和尚に引導を求め、無事成仏しました。

こうした経緯で幽霊の掛け軸は作られたと言われています。このお話では幽霊は成仏したと考えられていますが、後にお寺が全焼してしまっても無事だったことを考えると、もしかするとまだその怨念は掛け軸の中に残されているのかもしれませんね。。。

永国寺の基本情報

名称 曹洞宗蓬来山永国寺
(そうとうしゅうほうらいさんえいこくじ)
所在地 〒868-0057
熊本県人吉市土手町5
電話番号 0966-22-2458
営業時間
(利用可能時間)
8:00~17:00
定休日 無休
アクセス 人吉駅から車で5分(徒歩10分)
人吉ICから車で7分
駐車場 大型車2台
乗用車15台

幽霊寺の実態を探る!永国寺に行ってきました

調べる中で、永国寺の歴史や幽霊寺と呼ばれるようになった理由などについては理解しましたが、観光地としても有名な永国寺には自分の足で行ってみたいし、幽霊の掛け軸も実際に自分の目で見てみたい!(ちょっと怖いけど。。。)

ということで、今回は実際に人吉市に行き、永国寺を訪れてきたので、その様子を皆さんにお届けしていきます!

人吉ICから約3㎞、永国寺に到着しました

今回は車で行くことにしたので、人吉IC経由で永国寺に向かいました。人吉ICからは約3㎞、時間だと10分弱くらいで永国寺に到着しました。

そこまで大きなお寺ではないので油断していると通り過ぎてしまうかもしれませんが、道のり自体は簡単です。ナビに従って永国寺に向かいましょう。

重厚感のある入口からは迫力を感じる

室町時代初期に建てられた歴史あるお寺である永国寺は、再建された過去があるとはいえ、入口から迫力重厚感がしっかりと伝わってきます。

仁王門の両脇には2mほどの高さの仁王像が立っていて、こちらの威圧感も物凄いです。

建て替えにより堂内はとてもきれい!

記事冒頭で永国寺は西南戦争の影響で再建したとお伝えしましたが、実は平成29年にも老朽化に伴う改築が行われました。そのため、堂内は非常に綺麗になっています。幽霊の掛け軸を目当てに来た方も、ぜひ仏様に手を合わせてみてください。

噂の「幽霊の掛け軸」がこちら

こちらが噂の掛け軸です。堂内に飾ってありました。反射してしまい、下半身が半透明のように映っていますが、それがより幽霊感を演出していますね笑

飾ってあったこちらの掛け軸は、本物ではなくレプリカのものだそうです。本物の掛け軸は毎年8月上旬頃に開催される「ゆうれい祭り」で披露されているようです。

レプリカとはいえ幽霊の不気味な感じがすごく出ていて、あまり長く見続けられるような絵ではないなと感じました。

幽霊が出たとされる池も見られます

こちらは掛け軸の絵のモデルになった幽霊が現れたとされる池です。

周りの草木が綺麗に整えられた素敵な池という印象を受けましたが、これが夜になるとことさら不気味な池に変わってしまうのだろうなと、ネガティブに考えてしまいます。怖いものがとても苦手という方は、真昼に訪れることをおすすめします。

怖いもの好きな皆さんはぜひ行ってみてください

今回は熊本県人吉市の人気の観光スポットの1つで、幽霊寺の愛称でも知られる「永国寺」についての紹介と、実際に行ってみた感想をまとめてみました。

永国寺自体は普通の立派なお寺ですし、噂の幽霊も成仏しているという言い伝えがありますので、そこまで気負わずに観光として訪れて全然大丈夫だと思います!

ただ、仮によくないことが起きてしまっても責任は取りませんので、そこは自己責任で笑

また、当サイトでは他にも人吉球磨エリアの観光スポットや飲食店をご紹介しているので、人吉観光を計画している方はぜひ他の記事も読んでみてください!

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