こんにちは!地域創生ディレクターのゆうです!

今回は、熊本県球磨郡多良木町槻木集落にある宿泊施設・キャンプ場、「ふるさとの森休養施設」にお伺いしてきました。宿泊施設が他にない槻木集落においては唯一の存在で、槻木に来られる方にとってはありがたい施設です。

そんなふるさとの森休養施設の魅力や利用方法についてご紹介します!

目次

  1. ふるさとの森休養施設とは
  2. ふるさとの森休養施設がある槻木集落とは
  3. ふるさとの森休養施設の利用方法
  4. ふるさとの森休養施設の設備
  5. ふるさとの森休養施設の魅力
  6. ふるさとの森休養施設の注意点
  7. ふるさとの森休養施設利用者の声
  8. ふるさとの森休養施設で自然を楽しもう

ふるさとの森休養施設とは

ふるさとの森休養施設は、かつては「槻木中学校」という公立中学校でした。しかし、1986年(昭和61年)に多良木中学校への統合に伴い、閉校しました。その後宿泊施設への改装が行われ、現在では宿泊施設・キャンプ場として使われています。

施設の利用には役場への申請が必要ですが、利用料はかからないため、無料で宿泊することができます

名称 ふるさとの森休養施設
所在地 〒868-0505
熊本県球磨郡多良木町大字槻木504
お問い合わせ先 多良木町役場総務課管財係
電話番号 0966-42-6111

ふるさとの森休養施設がある槻木集落とは

ふるさとの森休養施設がある槻木集落は、熊本県球磨郡多良木町の中心部から30分ほど山道を進んだところにあります。

人口100人未満の小さな集落で、現在は住人の半数以上が65歳以上の高齢者の「限界集落」になっています。山奥の大自然に囲まれた幻想的な場所で、そこで生活する住人の温かさや、豊かな自然の中で作られる作物の美味しさが魅力です。

ふるさとの森休養施設の利用方法

ふるさとの森休養施設には常駐のスタッフがいないため、事前に使用する旨を役場に伝えて手続きを行う必要があります

宿泊までの手順は以下の通りです。

宿泊の前日までに多良木町役場総務課管財係に連絡

宿泊時に多良木町役場総務課管財係で施設の鍵を受け取る

現地に到着・宿泊

多良木町役場総務課管財係 TEL:0966-42-6111

※現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、1日1組限定(1団体あたりの人数は問わない)の宿泊となっているので、宿泊の予定が決まったら早めに予約することがおすすめです。

ふるさとの森休養施設の設備

ふるさとの森休養施設には、以下のような設備が完備されています。

  • 電気
  • ガス
  • 水道
  • 水洗トイレ
  • 温水コインシャワー(有料)
  • キッチンスペース

シャワールーム以外は全て無料で使用できるのが魅力的ですね。ただし、寝具などは用意されていないので、寝袋や布団を持参する必要があります

ふるさとの森休養施設の魅力

ふるさとの森休養施設の魅力は以下の通りです。

  • 無料で宿泊できる
  • 大自然の中にある
  • 当時の学校の雰囲気がそのまま

無料で宿泊できる

利用料がかからないという点は、大きな魅力の一つではないでしょうか。電気やガス、水道など、生活に必要な最低限の設備が付いていて、それが無料で使えるのはありがたいですよね。

旅行や合宿などの際にかかる費用の中で大きな割合を占める交通費と宿泊費のうち、宿泊費を節約することができます

大自然の中にある

ふるさとの森休養施設がある槻木集落は、多良木町の中心部から離れた山奥にあるため自然が豊かな地域です。都会では見られない美しい風景や澄んだ空気の中で、身も心も落ち着かせることができます。

夏には施設の近くを流れる川で川遊びを楽しんだり、季節と共に変化する山の景色を堪能したりできます。

当時の学校の雰囲気がそのまま

かつて槻木中学校であった時の校舎や備品が残されているので、当時の雰囲気を感じることができます。レトロな木造の校舎は写真映えも◎。学校に泊まれるという特別感もワクワクしますよね。

ふるさとの森休養施設の注意点

ふるさとの森休養施設に宿泊する際にはいくつか注意点があります。

寝具が必要

コンビニやスーパーから遠い

事前に役所へ連絡が必要

寝具が必要

先述の通り、ふるさとの森休養施設にはベッドや布団などの寝具は用意されていません。寝袋や布団などを持参しましょう。

また、夏は校庭でキャンプをする利用者も多いようなので、テントを用意していくのも良いでしょう。

コンビニやスーパーから遠い

多良木町の中心部からふるさとの森休養施設までは40~50分ほどかかります。槻木集落にはコンビニやスーパーはないため、食材や備品などは槻木集落に入る前に購入しておくことがおすすめです。

追加で飲み物などを買いに行くのにも時間がかかるため、少し多めに用意しておいても良いでしょう。

事前に役所へ連絡が必要

先述の通り、ふるさとの森休養施設には常駐のスタッフはいないため、直接現地に行って飛び込みで宿泊することはできません。事前に多良木町役場総務課管財係(TEL:0966-42-6111)に連絡をして、利用の手続きを行いましょう。

ふるさとの森休養施設利用者の声

最後に、ふるさとの森休養施設の利用者の声をご紹介します。

「昔ながらの学校の雰囲気が感じられて楽しかったです。」(30代男性)

「部活の合宿で利用しました。自然豊かな場所で仲間と練習に励み、夏の思い出になりました。」(10代女性)

「料理の道具や設備が整っているのがありがたかったです。」(30代女性)

「学校で仲間と夜通し語り合うという貴重な体験ができました。」(20代男性)

「温水コインシャワーがあって助かりました。」(20代女性)

ふるさとの森休養施設で自然を楽しもう

今回は、熊本県球磨郡多良木町の槻木集落にあるふるさとの森休養施設をご紹介しました。

大自然の中にあるレトロな木造校舎に無料で泊まれる魅力的な施設なので、多良木町や槻木集落に来られる際は是非ご利用されてみてはいかがでしょうか。