こんにちは、地域創生デザイナーのぞえです。

先日の訪問で秋の味覚、栗拾いをしてきました!お世話になったのは、しいたけ栽培の落合夫婦です。最初は観光地にあるような平らな場所でやるのかなと思っていましたが、始まりから全然違いました。

今回は、栗拾い体験の様子を時系列順で紹介していきたいと思います!

目次

  1. 栗の木エリアまで山登り!
  2. 栗拾いのスポット到着!そして収穫スタート
  3. 栗のイガイガを取る作業
  4. 美味しく食べられる栗を選別
  5. 収穫した栗をいただきました!
  6. 貴重な経験、ありがとうございました!

栗の木エリアまで山登り!

まず初めに、山を登ること20分。栗拾いのスポットに向かいます!9月末の涼しくなってきたタイミングとはいえ、山を登ると日差しが強くて汗が出てくるほどでした。

急斜面が多くて素人の私は登るのが大変だったのですが、普段から山仕事に慣れている落合夫婦はスイスイと山を登っていきます。

栗拾いのスポット到着!そして収穫スタート

栗の木のスポットに到着すると、さっそく栗拾いのスタートです!

槻木集落の栗は主に5品種ほどあるそうです。中でも一番分かりやすかったのは『利平栗(りへいぐり)』で、サイズもひと回り大きく、実もぱんぱんに詰まっていて、全て他の栗とは段違いでした!利平栗は、生で食べることができる栗なんだとか。。

ただ落ちている栗を拾うのではなく、木になっている栗を棒で突いて落として拾うことも同時に行います。拾い続けること約2時間。山道を上りながら栗を拾っていたので、気付いたら結構山の上の方まで来ていました。天気が良かったので、山の上からの景色はかなりの絶景でした!

栗のイガイガを取る作業

山での栗拾いが終わったら、次は栗のイガを取る作業です。イガが付いたまま収穫してきたので、イガと実を綺麗に分けていきます。専用の機械に入れることで、簡単に分別することができました。

イガの部分は土に還るので、邪魔にならないところに置いておきます。

美味しく食べられる栗を選別

まずは、水で選別します。水面に浮いてくる栗は、虫に食べられてしまっていて中身がスカスカになっています。水面に浮いてきた栗は食べられれないことが多いので、残念ながら処分することになります。

水を使った選別を終えたら、続いて目視での選別を行います。下の栗はどちらも水に沈みましたが、ぱっと見で鬼皮の張り具合が違います。

左:張りのある栗/右:しわしわに傷んだ栗

横に並べて見比べると全然違うことがわかるかと思います。右のようにしわしわに傷んだ栗は、ケーキなどで加工して利用する際に使われるようです。

選別が完了したら、栗の濡れた部分を乾かしてから出荷をしていくという流れになります。

収穫した栗をいただきました!

作業を終えた後、落合夫婦が作ってくださった、利平栗を使った栗ご飯をいただきました!

ほくほくとした食感が印象的で、それに加えてほんのり栗の甘みも感じられたので、とってもおいしかったです!
採れたての秋の味覚を存分に味わうことができました。

貴重な経験、ありがとうございました!

直前に大きな台風が来ていたのでどうなることかと思いましたが、たくさんの栗を収穫することができました。平らな場所で行う栗拾いではなく”仕事”として行う栗拾いは、体力的な苦しさも、そして栗を収穫し終えた後の達成感も全然違いました!

収穫した栗もいただくことができて、とても幸せな1日になりました。落合夫婦、ありがとうございました!