現在、多良木町では春のひな祭りイベント、「たらぎひなまつり散歩道」が開催中!
町内のいくつかの会場で、迫力満点のひな人形が豪勢に展示されています。
今回は複数の会場のうちの一つ、槻木集落でのひな祭り会場(ふるさとの森休養施設)に実際に行って見学してきました。入場者限定のお得な特典もいただいてきたので、その紹介も含めて、会場の様子をお届けします!
目次
多良木町槻木でひな祭りが開催中
現在、多良木町のさらに山奥「つきぎ集落」で、ひな祭りの展示が行われています。
多良木町では、2月10日から3月24日まで(※)の期間で「たらぎひなまつり散歩道」が開催されています。たらぎひなまつり散歩道は、多良木町内の複数の会場を使って、たくさんのひな人形や吊るし雛(つるしびな)などのひな飾りが展示される、地域の恒例イベントです。
見た目も時代も様々なひな飾りが無数に並ぶ光景は迫力があり、圧巻です!
その展示会場の一つに、つきぎ集落内の「ふるさとの森休養施設」があります。公民館(旧槻木中学校)の施設を使用して行われる展示は、当時の学校の様子も感じられて雰囲気抜群。
今回は実際に槻木のひな祭りを見に行ってきたので、その様子をお届けします!
※会場によって開催期間が異なります。詳しくは下記記事をご覧ください。
つきぎ集落のひな祭りの詳細情報
施設名 | ふるさとの森休養施設 |
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住所 | 熊本県球磨郡多良木町大字槻木504 |
開催期間 | 2024年2月10日(土)~3月24日(日) |
営業時間 | 10:00~15:00 |
その他 | 『つきぎの里』お食事割引券プレゼント ※土、日、祝日のご来場者様限定 |
槻木のひなまつりに行ってきた!
到着しました。ここがつきぎ集落のひな祭りの会場、「ふるさとの森休養施設」です。
今は地域の公民館として利用されているみたいですが、以前までは「槻木中学校」という名前で、学校の校舎として使われていたそうです。
つきぎ集落で暮らす子どもがいなくなってしまい、校舎としての機能は使えなくなってしまいましたが、公民館や今回のような地域イベントの会場として有効活用されているのは、地域に関係のない自分からしてもどこか嬉しい気持ちになります。
会場は旧校舎の中の教室内にあるとのこと。早速行ってみたいと思います!
会場は公民館の中。名前を記入して入場
校舎に入り、最初の部屋の奥の方へと進むと、ひなまつり会場の入り口があります。
美味しそうなケーキが机に並べられていますが、これらはもちろん作りものです(笑)会場の中にカフェがあるわけではないので、ご注意ください。
名簿に名前を記入して、いざ入場です。
インパクト抜群!圧巻のひな人形の数々
会場に入ると、早速圧巻の光景が目の前に広がります。
旧校舎の教室ひと部屋を使って、隅から隅まで並べられたひな人形の数々。天井には吊るし雛も飾られていて、赤を中心とした色合いが華やかさを演出しています!
昔親戚のお家などでひな人形が飾られている光景を見たことがありますが、こんなにも多くのひな人形が並べられていることは決してなく、同じひな飾りでも別物のように感じられました。(お家で飾るこじんまりとしたひな人形も可愛らしくて素敵なんですけどね。)
展示されているひな人形を、もう少し詳しく見ていきましょう。
ハイクオリティなひな人形が並ぶ贅沢な光景
一つだけでも絶対お金高いだろうな。。。なんてことを僕は考えてしまうんですが、それくらい大きさも見た目も豪勢なひな人形が、ずらっと並べられています。贅沢すぎます。
ちなみに、槻木のひな祭りで飾られているひな人形は、つきぎ集落で暮らす方々が家で飾らなくなったひな人形を持ち寄って集められたものだということです。だからこそ、時代も見た目も様々で、見ていてとても楽しいです。
一つ一つ異なる表情が楽しめるのは、槻木のひな祭りならでは
ひな人形の興味深いところは、人形一つ一つの表情が違っていて、特徴がしっかりと表現されているところにあると思っています。
これだけたくさんのひな人形が1つの場所に集められているので、一つ一つ確認していたらそれだけで時間があっという間に過ぎてしまいます。教室ひと部屋分の展示なので、会場はそれほど広いわけではありませんが、人によっては1時間やそれ以上の時間で楽しむことができるかもしれないですね。
いかにも古そうな人形が雰囲気抜群でとにかくすごい
正直な年代のことは全然わかりませんが、いかにも古そーーうなひな人形がちらほら飾られていて、歴史やロマンがありそうでワクワクします。個人的な話ですが古着とかヴィンテージと呼ばれるものが好きなので、この点が僕には一番面白い部分でした。
つきぎ集落は歴史ある地域で、現在暮らしている方の多くは80代、90代ですし、その方たちよりもさらに昔から残る貴重な文化財なるものもたくさんあるようですので、きっと年代物のひな人形があるというのは本当なんだろうと思います。
会場外のぬいぐるみのひな人形も可愛くて好きです
教室の外に出ると、様々な種類のぬいぐるみを使ったひな飾りが置かれていました。ひな飾りといってよいのかはわかりませんが、こういったユニークな展示も素敵ですよね。心がほっこりしました。
奥には個展も展示してありました
ひな祭りの展示自体は上記の教室一部屋分で終わりですが、槻木の会場ではさらに奥へ進むと別の個展の展示も行われていました。
こちらは椎葉学さんという方の“焦画”というはんだごてを使用して描いた美術作品です。はんだごてで焦がす感じで制作された絵と思いますが、そのやり方でハイクオリティな絵が描けるのは初心者ながらにすごいと感じました。普通に感動しました。
ちなみに「焦画」という名前は椎葉さんがご自身で名づけられたもののようです。こうやって新しいジャンルの芸術を生み出しているのもすごいですよね。
あとは、他にもつきぎ集落で暮らす方の作品がいくつか展示されていました。
来場者はつきぎ唯一のカフェをお得に楽しめるクーポンがもらえる!
展示を見終えたところで、担当の方から一枚のチラシをいただきました。
チラシの内容を見ると「お食事300円割引券」との記載が。
こちらのチラシは、つきぎ集落に唯一ある軽喫茶「鹿ハンバーガー食い処 つきぎの里」で使用できるクーポン券のようです!300円の割引ってだいぶ大きいですよね。。。めちゃくちゃありがたい。
ちなみに、僕はこのつきぎの里には何度も行っているんですが、このお店の鹿ハンバーガー、めちゃくちゃ美味しいですよ。ジビエだけど臭みがまったくなく、高たんぱく低脂質なのにジューシーな味わいが楽しめて。僕の中で最高のハンバーガーの1つです。
特におすすめなのはダブルバーガー。鹿肉2枚とベーコン入りということですが、想像以上のボリュームです。このサイズとクオリティで1,000円でも安いのに、それが300円オフなんて。。。
以下にお店の詳細を貼っておくので、ぜひつきぎの里にも行ってみてください。
【3月24日まで】槻木のひな祭りに急いで!
今回は多良木町で開催されているイベント「たらぎひなまつり散歩道」の会場の一つ、ふるさとの森休養施設での展示を見学してきた様子をご紹介しました。
様々な見た目のひな人形が1つの場所にまとめて展示されている光景は圧巻で、楽しい時間を過ごすことができました。
山奥にあるつきぎ集落ですが、最近は観光やツーリングで来る方が増えてきていると聞きます。3月中旬以降になれば少しずつ気温も温かくなってくると思いますので、ぜひこの機会につきぎのひな祭りに足を運んでみてはいかがでしょうか?
また、その時には「つきぎの里」でハンバーガーも食べてみてくださいね!
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