椎茸の軸、これまで使わずに捨てていませんでしたか??
料理で使う椎茸といえば、肉厚でふっくらとした傘の部分をイメージする方が多いと思いますし、実際その部分を食べることがほとんどだと思いますが、実は椎茸の軸も食べられるんです!いや、むしろ食べた方がいいんです!!
今回はそんな椎茸の軸の魅力や、軸を使った絶品レシピをご紹介します。ぜひ試してみてください!
秘境生まれの原木椎茸「TSUKIGIしいたけ」
熊本県南部の山奥にある秘境「つきぎ集落」で生まれたブランド椎茸。全国の品評会で1位を獲得している品質の高さと、秘境だからこそ実現できる豊かな味わいをぜひお試しください。

捨てたらダメ!椎茸の軸は栄養満点な優秀食材
椎茸を調理する際に、軸の部分を捨ててしまっている方がいるかもしれません。しかし、実は椎茸の軸は栄養満点な優秀食材なので、捨てるのはもったいないです!
まずは椎茸の軸が持つ様々な栄養素やそのほか魅力的な特徴についてご紹介していきます。
椎茸の軸にはこんなに栄養が!
椎茸は健康に欠かせない栄養素がたくさん含まれている食材ですが、それは傘だけではありません。軸部分にも、傘と同程度の栄養があるんです!
軸に含まれる主な栄養素は、胃腸の調子を整えてくれる食物繊維や免疫機能を向上させるビタミンDなど。他には、ビタミンB1、ビタミンB2、カリウムといった栄養素も豊富に含まれています。
椎茸のうまみ成分は軸が一番多い?!
様々な料理のダシに使われる椎茸には、三大うまみ成分のひとつグアニル酸をはじめとする、様々なうまみ成分が含まれています。
椎茸の軸には、そんなうまみ成分の中でも「アスパラギン酸」と呼ばれる成分がより多く含まれていると言われています。
さらに甘みを感じさせる成分も入っているということで、椎茸の軸も傘と同じようにダシとして活用することができるんです。
椎茸の軸はとても硬い印象があるけど食べられるの?
椎茸の軸を食べてみたけど、「硬くてとても食べられない!」と断念してしまった方がいるかもしれません。
椎茸の軸を食べる際に気を付けなければいけないのは、「石づき」と呼ばれる軸の一番下についている部分を取り除かなければいけないということです。
石づきは椎茸と、椎茸が生えていた木や地面との接着の役割を担っていた部分で非常に硬いです。この部分はどう調理しても硬いままなので、取り除いてください。
また石づきを取り除いても、太さのある軸はそのまま食べるとやはり硬さを感じるので、ある程度細かく切り分けることで食べやすくなります。詳しい調理方法は後ほどご紹介します。
【厳選】椎茸の軸を使った究極のレシピをご紹介
これまで説明した通り、椎茸の軸は食べることができて、しかも栄養満点な優秀食材です。
しかしただ食べることができるだけでなく、ちゃんと“美味しい”のが椎茸の軸のすごいところ。美味しいどころか、「椎茸の軸が食べたいから椎茸を買う!」という気持ちになるくらい感動すること、間違いなしです。
今回はそんな椎茸の軸の美味しさを最大限味わうことができる究極のレシピを1つに絞ってご紹介したいと思います。美味しいだけじゃなくとても簡単に作ることができるので、ぜひ試してみてください!
究極のレシピ:椎茸の軸のニンニク醤油炒め
- 軸を切り落とし、さらに縦に細かく裂く
- 裂いた軸を中火で温めたフライパンで炒める
- 軸がしんなりとしてきたら、醤油とにんにくを適量加える
- 混ぜ合わせながらさっと火を通したら、完成
レシピはたったこれだけです。
他にも調べてみると椎茸の軸を使ったレシピがいろいろ見つかると思いますが、個人的にはこれがベスト。醤油と椎茸の相性が抜群で、バターで炒めるのも悪くはありませんでしたが、パンチが効いたにんにくの味わいが最高で、ご飯にもお酒にも合う最強のおつまみになります。
ポイントはできる限り細かく裂くことです。2~3㎜くらいの太さになるまで細かくするとより食べやすくなるのでおすすめです。
椎茸の軸を美味しく食べるための下処理のコツ
最後に、椎茸の軸を美味しく食べるために意識していただきたいポイントを解説します。
「思い切って軸を食べてみたけど、硬くて美味しくなかった」ということがないように、ぜひ下記ポイントに気を付けて調理してみてください。
軸の汚れを落とす
まずは軸についた汚れをしっかりと落としましょう。
ご存知の通り椎茸は土や木から生えているのですが、軸にはその時の汚れが残っている可能性があります。手で取り除いたり軽く水で洗ったりして、綺麗にしてから調理してください。
※乾燥椎茸は水に触れるとうまみ成分が逃げてしまう可能性があるので、水を使用する際はあくまで少量にすることを意識してください(詳しくは下記記事をご覧ください)。
軸の固い部分は取り除く
先ほどもご紹介しましたが、販売されている椎茸の多くは石づきと呼ばれる土や木との接合部分が残っています。
ここは基本的にはどう調理しても柔らかくならず食べることができないので、必ず取り除きましょう。
石づきを取るときは、最下部から3~5mmくらいを切り落としてください。
乾燥椎茸の軸を使用する時のポイント
普段の料理には、生椎茸ではなく乾燥椎茸(干し椎茸)を使うという方は多いと思います。
この乾燥椎茸の軸を取り除く際に、水で戻す前にポキッと軸を折ってしまうことがあるかと思いますが、肉厚の椎茸は軸が太くて硬い傾向があり、軸と一緒に傘も割れてしまう可能性があるので、水で戻してから包丁で切り落とすのがおすすめです。
椎茸を美味しく食べるためには見た目も重要なポイントになりますので、ぜひ参考にしてみてください。
栄養とうまみが存分に詰まった椎茸の軸を活用しよう!
今回は、実はとても栄養満点で美味しい椎茸の軸の魅力やおすすめレシピについて解説していきました。
捨てられてしまうことが多い椎茸の軸ですが、上手く活用することで普段の料理をさらに充実させることができますし、食品ロスの削減にも繋がるので、ぜひチャレンジしていただけたらと思います。
当サイトでは、熊本県南部の秘境ともいえる山奥で生産されるブランド椎茸「TSUKIGIしいたけ」を販売しています。TSUKIGIしいたけの軸も、もちろん香りとうまみが凝縮されていて非常に美味しいので、ぜひお試しください!