熊本県多良木町の山奥にある、人口80人未満の「槻木(つきぎ)集落」。

ここは住民の方々の健康増進や交流を目的として、毎月様々なスポーツイベントが開催されています。今回はその中で行われた「輪投げ大会」に、私たちも実際に参加させていただきました!

子ども向けの遊びと思われがちな輪投げですが、現場は想像を超える熱気と真剣勝負が繰り広げられていました。今回はそんな白熱した輪投げ大会の様子をお届けします!

↑旧槻木小学校の体育館にたくさんの住民が集まりました

現地に到着して会場である旧槻木小学校の体育館に入ると、なんと40人以上の住民の皆さんが集まっていました!人口80人未満の集落なので、まさに住民の半数以上が集結したことになります。

大会を取り仕切るのは集落支援員の方。本格的な「公式ルール」に則って進行していきました。

「輪投げ」と聞くとどこか和やかな遊びを想像してしまいますが、皆さんの表情は真剣そのもの

参加されているのは70〜90代のご高齢の方が中心ですが、投球の一本一本に集中し、真剣な眼差しで狙いを定めて輪を放ちます。

↑鋭い眼差しで的を狙う参加者の方

狙い通りの的に入ると「おお〜っ!」と大歓声が上がり、惜しくも外れると悔しそうな声が体育館中に響き渡ります。

そして、そんな白熱した試合の中でこの日最大のハイライトが誕生しました!

なんと、1回の試技(9本)の中で「1から9までのすべての的に入れる」という奇跡のパーフェクトを達成した方が現れたのです!これには会場全体が大歓声と拍手に包まれ、熱気は最高潮に達しました。

もちろん、私も27歳代表として気合を入れて挑戦させていただきました!

子どもの頃の記憶を頼りにいざ投げてみると……これが想像以上に難しい!力加減や輪の角度が少しズレるだけで、狙った的にまったく入りません。

本気で挑んだものの、私の最終順位は全体の真ん中くらいという結果に。90代の大先輩方の集中力と熟練の技術に、完全にお手上げでした(笑)。

試合の合間には日常の世間話を楽しんだり、お互いの好プレイを称え合ったりと、和やかな会話が自然と生まれています。勝負の緊張感がありつつも、地域住民の皆さんが心から楽しむ素晴らしい交流の場として活気にあふれているのがとても印象的でした。

最初は手軽な遊びだと思っていた輪投げですが、真剣に取り組むことでここまで盛り上がり、やりがいを感じられる奥深いスポーツなのだと身をもって実感させられます。

今回は槻木集落で開催された輪投げ大会の様子をご紹介しました。ぜひ皆さんも機会があったら、地元の地域の方々が本気で盛り上がる素敵なイベントや交流の場に足を運んでいただけたらと思います!