こんにちは!地域創生ディレクターのひりゅうです。

熊本県の山奥に位置する槻木集落は野菜や果物の栽培が盛んに行われている地域ですが、近年では管理が追い付かず、長い期間使用されていない「耕作放棄地」が増加してしまっています。

今回は、私ひりゅうと新人ディレクターのゆうで槻木集落を訪れ、耕作放棄地の一部の開墾作業をお手伝いしてきました!現地で長年野菜栽培を行っている方から開墾の方法などをアドバイスしていただきながら、1本の鍬(くわ)を持って畑の開墾にチャレンジしました。

本記事では、その様子をお伝えしていきます!

目次

  1. 畑の開墾に挑戦した理由は?
  2. 畑の開墾に挑戦するのはこの2人!
  3. まずは現役の畑で予行練習
  4. いざ本番!深い根を張った雑草に大苦戦
  5. 開墾終了!達成感が半端じゃありません
  6. まとめ

畑の開墾に挑戦した理由は?

 

畑の開墾に挑戦した理由は?今回開墾にご協力させていただいたのは、熊本県南部の多良木町から、さらに山奥へ進んだ先にある「槻木集落」です。街に出るのに1時間近く車を走らせなければいけないという交通の便の悪さが関係しているのか、この地域では昔から野菜や果物などの農作物の栽培が盛んに行われてきました。

僕はこれまでに何度も槻木集落を訪問させていただき、そのたびに現地の方から様々な種類の地元の農作物を食べさせていただくのですが、これがめちゃくちゃおいしいんです。

そんな槻木集落ですが、少子高齢化の影響を大きく受けるこの地域では、大幅な人口減少が年々続いており、現在の人口は100人を切ってしまっています。そして、人口の減少に伴って管理が行き届かない農作地も増えてきており、1年間以上作付けがされていない「耕作放棄地」が目立つようになってしまっています。

このまま荒地が増えてしまえば、槻木集落という貴重な環境から生まれる、絶品の野菜や果物が食べられなくなってしまう。槻木集落が繋いできた歴史の1つがなくなってしまう。僕一人の力だけでどうこうできる問題ではないかもしれませんが、少しでもこの問題の解決の力になりたいと思い、今回は開墾に挑戦することを決めました。

槻木集落については、こちらからご確認いただけます。

槻木集落とは?

畑の開墾に挑戦するのはこの2人!

畑の開墾に挑戦するのはこの2人!

今回畑の開墾に挑戦するのは、私ひりゅうと、新人地域創生ディレクターのゆうです。

2人とも農業の経験はほとんどない初心者ですが、どちらも年齢が20代前半ということで、力仕事なら槻木集落に貢献できるはず!そんなことを考えながら、今回は強い意気込みを持って畑の開墾作業に臨みました。

ちなみに、ゆうが着用している服は野球のユニフォーム。野球が好きで、どんな活動をするのにもこの服装が一番動きやすいということで、ユニフォームを着用しているそうです。変わった人ですね。。。

まずは現役の畑で予行練習

畑の開墾作業に入る前に、予行練習も兼ねて、槻木集落で仲良くしていただいているおばちゃんの畑の耕作作業をお手伝いさせていただきました。

畑の耕作に使った道具は、鍬のみ。ここで作業を行う畑は耕作放棄地とは異なり、雑草などがある程度取り除かれているため、早速鍬を使って土を耕していきます。

おばちゃんからは、振り下す鍬の角度によって一度に掘り起こす土の量を調整するというやり方を教えていただきました。今回は大根の種を植えるということでしたので、深めに土を掘ることを意識しました。耕すことができたら、あとはマルチを張って、種を植えます。畑の面積はそこまで大きくはなかったため、予行練習としては最適でした。

耕作後の畑はこんな感じです。

耕作後の畑

いざ本番!深い根を張った雑草に大苦戦

きれいな畑で予行練習ができたところで、いざ、耕作放棄地となってしまった畑の開墾作業に取り掛かります。開墾前の畑は、こんな感じ。

開墾チャレンジ!開墾前の畑

耕作放棄地の開墾作業に関しては、槻木集落でみつまたの栽培・加工を行っている椎葉さんがレッスンをしてくださいました。雑草が所々に生えているので、まずは草抜きから始めていきます。ここで根っこまでしっかりと取り除くことができていないと、後程また雑草が生えてきてしまうので、この作業は特に重要とのことでした。

所々で太い根っこが、深くまで伸びている草があり、それを引っこ抜くのがとても大変でした。なかなか抜けないからと言って力いっぱい引っ張ると、下部が残った状態でちぎれてしまいます。そうなれば完全に根っこを引き抜くのは至難の業。なかなかストレスのかかる作業です。。。

また、時々現れる大きめな石も厄介です。小さい石はまだ大丈夫なのですが、大きい石は農作物が根を伸ばす際に障害となり、作物の成長を妨げてしまう恐れがあります。雑草と同様、見逃してしまうと後々後悔してしまうため、めんどくさがらずにこまめに取り除いていきます。

開墾チャレンジ!作業風景

雑草と石を取り除くことができたら、開墾の本番ともいえる、耕す作業に入ります。開墾時に耕す際の土を掘る深さは、深ければ深いほど良いです。これは、耕された土が深いほど農作物の根も深く生えていき、健全な成育が期待できるためです。

先ほどの予行練習を思い出しながら鍬を使って耕していきましたが、草抜きの疲れがあるのか、上手く深くまで耕すことができません。新人のゆうも苦戦していました。指導をしてくださる椎葉さんからは「そんなんで疲れているようじゃまだまだだな。」と厳しい言葉をいただきました。その言葉を聞いて奮い立った僕たちは、最後のラストスパートをかけます!

作業を開始してから1時間ほどが経過した後、なんとか無事、開墾作業を終えることができました。作業後の畑はこんな感じ(ビフォーももう一度)。

 

まだ若干草や根が残っていますが、椎葉さんからは、最初にしてはまずまずの出来だという評価をいただきました。8月という一番暑い時期に作業を行ったこともあり、体は汗でびしょびしょ。開墾作業、簡単なお仕事ではありませんでした。。。

開墾終了!達成感が半端じゃありません

初めての開墾作業、本当に大変でしたが、達成感が半端じゃありませんでした。

まず、以前まで雑草やら石やらごみやらで荒れていた畑が、まっさらできれいな畑へと変化した姿を見るのは、とても気持ちがいいです。我ながら開墾後の畑の美しさに惚れ惚れしてしまい、ぼーっと眺めてしまいます。(開墾の技術はまだまだなのですが。。。)

また、今まで使われていなかった土地が、今後はおいしい野菜を実らせる畑として活躍してくれる未来を想像すると、ワクワクが止まりません。冒頭で槻木集落の野菜がとてもおいしいとお伝えしましたが、この畑もそんな槻木の素晴らしい価値を継承するための一助となってくれることを考えると、頑張って開墾に挑戦してみてよかったなあと感じます。

今回行ったのは開墾作業のみで、作物を植える作業は行っていません。開墾後は、すぐに作付けを行わない方が良いということでした。自分たちが耕した畑にどんな野菜を植えるのか、植えた野菜がどのように育っていくのか、野菜栽培の楽しみは、次回に取っておくことにします。

まとめ

今回は熊本県多良木町にある槻木集落で、初めての開墾作業にチャレンジしました。力仕事には自信のある二人でしたが、終わった後はバテバテ。改めて、現地で長年農業を行われている方たちのすごさを実感しました。

次回以降では、野菜の作付けにも挑戦してみたいと思っています。自分たちで開墾した畑なので、自分たちが食べたい野菜を作付けしようと、こっそり考えています(笑)

自分で耕した畑で、自分が食べたい野菜を育てる。しかもそれが、美味しい野菜が採れる槻木集落で実現できるのだから、ワクワクが止まりません。野菜栽培チャレンジの今後が楽しみです!